カルチャーで組織をまとめるということは。

こんにちは!カルチャーコーディネーターの井藤です!

先日、第4回ワールドサマーコンベンションの模様は、うちの4代目CCたちがレポートしてくれていますが、

そこで、今回、私が統括を務めさせていただいている奈良本社が拠点賞をいただきました!!

こんなことを言うのは、なんですが、今までの奈良本社、「拠点賞から一番遠い拠点」と言われていたとか、いないとか…。

社内で一番人数や部署も多く、なかなか「一致団結」が難しかった奈良本社。そんな奈良本社が拠点賞をとることができたのは、やっぱり企業文化を大切にしたからかな…と。

もちろん、これからの反省点、課題点もありますが、できたこと、やったことも改めて振り返る必要があると思ったので、私が奈良拠点長になってから取り組んだことを書いていきたいと思います。

できたことを見える化させる

奈良本社の皆がもっと良いパフォーマンスを発揮できるようになるために必要だと思うのが「自分はできるんだ!」と思うこと。

自分自身への期待、自信を増やせることが成功できる1番の近道だと思ったんです。

もちろん、私自身も自分への自信がなくなったりすることも多いですが、色んな人との関わりや、褒めてもらえる機会、色々な場面で自分の存在価値を理解できる場面がたくさんあった。

「どうせ頑張ったって…」の雰囲気は払拭しなければいけない。そう思って始めたのがチャットでの皆への呼びかけ。

できたことはしっかり振り返り、みんなで評価する。当たり前のようで、忙しいとなかなかできなかったりすること。

今の奈良には絶対必要!と思ってやりはじめました。最初はみんなにびっくりされたけど、今では奈良の定番化している文化の一つかなって思います。

もちろんチャット上だけじゃなく、リアルな場面でもとにかく皆の行動をみて、「いいね!」と思ったことは即座に「いいね!」と言う。

そしたらいつの間にか、他の皆も褒め合える環境に。自分の行動が周りに伝染するってこういうことなんですね。

コミュニケーションの場を増やす

「仕事は仕事、プライベートはプライベート」

もちろん、そんな考えをもっている人のことを否定するつもりはありませんが、イベント21の文化はそうじゃない。

でも、今までの奈良本社ってどちらかというとそういう考えの人が多かった。

仕事でいくらたくさんコミュニケーションとっていても、それ以外のいわゆる「雑談」がどれだけできるか?で組織の成果は違ってくるなと思っていて…。

実際、部署間のコミュニケーションがまだまだ浅いとか、人数が多いけどなかなかまとまらないとか、色々な課題があった奈良です。

今年は、19新卒の子たちを中心として、様々なレクリエーションを企画してくれました!

仕事では見えない一面も見ることができるし、コミュニケーションも活発化される。みんなで一緒に笑い合える時間が多ければ多いほど、仕事してる時もコミュニケーションが増える。

奈良本社の皆はお酒飲めない人も多いので、飲みニケーションはあまり発達しませんでしたが(笑)その代わりアクティビティ好きが多いようなので、アクティビティケーションが進んだようです。(笑)

私が心がけたのは、必ず集まりには出席すること(笑)拠点長だから、といってみんなそんなに気を使わずに楽しんでくれているところがありがたいなと思ってます。

全部署の味方であり、全部署の先生であれ

実は、これは全拠点で初めてなんじゃないかなと思うんですが、イベント21で初めての、営業出身じゃない拠点長なんです私。

それが自分の中ではコンプレックスだったわけなんですが、それをプラスにとらえられるようになってからは、これが自分の強みなんだと気づきました。

CC(カルチャーコーディネーター)として、イベント21に入社し、企業文化のことをたくさん学んで、実践した。2年目からはクリエイティブ事業部の事業部長として、色々なビジネスで収益をあげるために奔走してきた。ここで少し営業の経験もできた。現場にたくさん行くこともできて、施工の経験も少しだけ詰めて、倉庫の皆の声を聞くことも増えた。クリエイティブ事業部は、WEBチームも管轄のチームだったから、WEBチームの皆と一緒にWEBの国家資格取得のために勉強して、WEBの知識も少しばかりですが学んだ。

自分がこの3年間経験したことは、全て奈良本社の拠点長をするための布石だったんじゃないかと思うくらい、いろんな経験をさせてもらってきた。

だから「営業だけ」でもなく「CCだけ」でもなく、色々な部署の立場になって考えることができるのでは?と思うようになったのが、強みに気づいたきっかけ。

やはりどこかの部署だけの気持ちしかわからなければ、その部署だけを無意識に贔屓目で見てしまったりすることもあると思うんです。

それをなるべくなくして、拠点長である私が可能な限りフラットで物事を見ることで、「全部署にとっての味方」=「全部署の気持ちが分かる」 そして「全部署の先生」=「違うと思うことはしっかりと伝えられる」存在になれたらいいなと思っています。

でも全ては文化だと

文化が大事だと、今までさんざんいろんな機会で思ってきましたが、改めて企業文化が大事だなと思える経験を拠点長になってからさせてもらってます。

そして、そんな愛せる文化を作るのも自分自身なんだと…。

でも、今少しずつ作ってきた文化はまだまだ属人的。●●さんがいるからこういう文化がある、ではなく、文化があるから、組織がうまくいく、といえる状態になって初めて定着した文化だと言えると思います。

もちろん文化以外にもたくさん課題はありますが、それも一つ一つクリアして、おもしろい拠点にしていきたいなって思ってます!