つながるご縁はイベントから。

こんにちは!企業文化の推進を仕事とする、イベント21 CC(カルチャーコーディネーター)の井藤です!

さて、夏になり、オリンピックも開催され、イベントシーズン!コロナの問題はもちろんありますが、全国各地でイベントも行われています。

今日はそんなイベントの中から、私達がお手伝いさせていただいたイベントと、そのお話を少し。

 

淡路島のホテルのオープニングイベントへ!

社長からある日突然連絡が。

「淡路島で廃校をリノベーションしてホテル事業やろうとしてる人がおるねんけど、その時のオープニングイベントをうちに頼みたいらしいねん。誰かできる人おる?」

 

そんな時、3代目CC坂上さんが手を挙げてくれました。

 

そこから色々と準備に準備を重ねて、無事に本番を迎えることができました!

画像

真っ青な空に、テープカット。めっちゃきれいー!

 

ちなみに3代目CCはメインでこういった現場を担当するのは初めて!だったので色々なチャレンジがありましたね。よく頑張った!

 

打ち合わせで一度お邪魔した時に、「中を案内してあげる!」と色々案内をいただきました。

画像
教室の雰囲気を残した宿泊部屋
画像
階段の塗装は業者に頼まず手作りで。色や模様が違うのは「なんだっていい」というメッセージなんだそう。

 

そこから生まれた【ご縁】

オープニングセレモニーには沢山の方々が行き来し、私も多くの方と名刺交換をする機会がありました。

イベント屋です、と言うと「いいですね!私もイベントしたいと思ってて…」とガンガン相談してくれる人ばかり!活発な場所には活発な人が集まるものですね。

その中で、名刺交換をした、大阪で特別支援学校の教員をしている方から後日連絡があり、「8/7にダイバーシティをテーマとしたイベントをやるのですがよかったらいらっしゃいませんか?」とのお誘いが。

まさか誘っていただけるとは!と嬉しく思い、即答で「行きます!」と返事。いや、でも、私知り合い殆どいないイベントだけど大丈夫か?と不安もすこーしだけありつつ(少しだけね。笑)、当日を迎えます。

 

一緒にすると、楽しいね。

会場に着くと、そこには様々な参加者の皆様が。ダイバーシティというテーマだけあって、男女様々、大人も子供も。障害を持っている人もいたし(とりたててこれをダイバーシティと言いたいわけじゃないけど、主催の方が特別支援学校の方だったので、障害をもっている方も多くいらっしゃいました)、年齢も様々で。よくこんなにも多様な人たちが集まったな!というダイバーシティぶりでした(笑)

私以外の方たちは割と顔見知り同士も多いようで、「久しぶりです!」などと声をかけあいながらお話をされてましたが、なかなか輪に入れず(笑)どうしようかな・・・と思っていたところ、後ろから女性に話しかけられ

「もしかして…お一人で来られましたか?」

「そうですそうです!あなたもですか?」

「はい!そうなんです。正式には息子となんですけど、こういうところ初めてで。」

と、特別支援学校で主催者の方とお世話になっていたという息子さんとともにいらっしゃっていたお母さん。

「ずっとずっとこの子がお泊りしたい!って騒いでたんですけど、なかなかコロナだからと思って控えてて。しかも息子のことがあるんで、周りに迷惑かけちゃいけないと思って、ホテルに行くのも荷が重くて…。でも今日は理解のある方ばかりだろうと思って安心して連れてこれました」

なるほど、確かに、私達以上にどこかに泊まるということのハードルが高いのか、と気づく。

そのお母さんと少し話して、今日の作業の内容が発表されました。

「じゃあ今日は、まだ回収途中の調理室を片付けます!」

もともとは廃校だったホテルで、実はまだ改装途中!

このホテルを建設した社長さんいわく「この途中っていうのがまたいいんよな」と。

作業終わった光景がこれ

ええー!ほとんどなくなってますやん!笑

でも、この作業を通じて、色んな人と喋ったり、笑い合ったり…。一緒に作業することの良さを再実感。途中なのがいいってこのことかも。

 

他にも、同い年くらいの方とも出会って、色んなバックグラウンド(兄弟に障害を持っている人がいるとか)の人と、互いの情報開示をしながら話していくなかで、いつのまにか初めて会ったとは思えないくらい、仲良くなっていきました。

 

2階から色付き水風船を投げてアートを作る
ブレイクダンスを初めて目の前でみた!表現力のパワーに圧倒!
夜ご飯はカレー。カレー屋さんが作ってくれたカレーなのでまじで美味しかった!

 

オフラインのイベントの良さ。

そして、このイベントは宿泊も込みのイベントで。

いつものごとく私は、夜遅くまで酒を飲み(ちなみに夜の淡路島の海を眺めながら飲むお酒、美味しかった~)、夜中3時を回ったところで、自分の部屋へ…。

部屋も相部屋で、最初に話しかけてくれた親子と一緒の部屋です。

もちろん、ふたりとも寝ていたところだったのですが、お母さんがぱっと目を覚まし、「おかえり、この部屋ちょっとクーラー効いてて寒いでしょ、この布団かけて寝て」とさっと布団を貸してくれました。

初めて会ったのに、まるで親子のような会話。笑

これって、オンラインのイベントじゃだせない親近感だよな、としみじみ感じます。

もちろん、仕事としてオンラインイベントに関わっているので、オンラインイベントの良さも勿論わかりますが、オフラインイベントじゃないと伝わらないこともいっぱいあるな、とも感じる機会になりました。

(会社でもオフラインイベントをちょくちょくやってますが、いつも運営周りでバタバタしてるので、純粋に参加者として楽しむと、しみじみこういう気付きがある。笑)

 

最後はみんなでハイチーズ。合言葉は「また会おう!」

 

もともと、イベントのご依頼から繋がった【ご縁】が、またイベントを呼んで、そして人と人をつなげていく。イベントの持つ力を再確認して、そして関わるべき人たち(地域)が広がったなと感じるエピソードでした!