「you happy,we happy!支援」

こんにちは!イベント21 CC(カルチャーコーディネーター)の井藤です!

 

you happy,we happy!支援ってなに?


最近はタイムリーな話題をブログに取り上げていましたが、今日はイベント21の文化のひとつである

「you happy,we happy!支援」についてお話したいと思います。

これは2016年6月度から正式にスタートした制度です。

この制度は、社員ひとりひとりが社会の問題に向き合い、チーム会、サミットと呼ばれる会議で支援先を決定し、毎月1~2つの支援先に1万円の支援をするというものです。

この制度の背景にはイベント21の大事にしている考え方「三方良し」があります。

近江商人の古くからの心得、「三方良し」。三方とは「売り手」「買い手」「世間」。

売り手や買い手が満足し、なおかつ社会貢献ができる商売が良いとされる考え方です。

 

社長はある時考えました。「売り手」も「買い手」も満足する方法は分かる。ただ、もっとイベント21は社会貢献できるんじゃないか?

「世間良し」になる必要がある。そのためにはどうしたらいいの?

 

そんな考えから、数年前から、売上の一部を使って、今、悩みを抱えている団体、社長が応援したいと思う団体に支援をすることにしました。

支援をすると決めてから社長は、世間はどんな問題を抱えているのか、どんな風に力になってあげることができるのか、

そんなことを更に深く考えるようになったそうです。

そして支援を通じて、時には、「ありがとう」という言葉をもらったり、感謝状をもらったり、支援をするだけじゃなく、こちら側も胸があったかくなるような出来事がたくさんあったそうです。

社長は、もっともっと、会社を大きくして、もっと社会に貢献できるような仕事がしたい。と思ったんだそうです。

 

そこでまた、社長は考えました。

こんな思い、自分だけがしてもいいものなのか?社員のみんなにも、体験してもらえればもっと良い循環になっていくんじゃないんだろうか?

 

そこで始まったのが、「you happy,we happy!支援」。ちょうど始まった2016年のイベント21の経営ビジョンは

「三方良し全員リーダーシップ!~全員が成長し、happy!を生み出せる組織創りへの挑戦~」で、

三方良しにスポットをあてた1年にすることが目標でした。

また、イベント21の会議体制、月イチ伍会(現在は月イチ六会)が整ったタイミングでもあり、社員同士が会社について

話し合いができる機会が増えたのもこの年でした。

そして今では、17件、総額17万円の支援金をイベント21からお届けしています。

本当に、社員ひとりひとりの意見が反映されています。

こちらのページには、支援先と、その支援先を提案した社員からのコメントが載っています。

それぞれが今の社会問題に意識を持ち、積極的に支援と向き合っています。

売上の一部を寄付としてつかっている会社は数多くなってきましたが、こうやって社員ひとりひとりが支援先を考えている会社は

早々ないんじゃないでしょうか。

 

 

嬉しい循環が見えた瞬間


今日、奈良本社のとあるメンバーYさんから、こんな話がありました。

2017年4月度にYさん所属するWeb事業部が提案して支援することになった団体が、イベント21のイベント告知サイト「イベ活」で、団体のイベント告知をしてくれたんだそうです。

 

イベ活を見ているYさん。

支援の際に電話で連絡をとったそうですが、特に会社のPRなどはしていないそう。

それでも、イベント21のことを知ってくれて、イベ活を利用してくれたことが嬉しい、と

朝礼でみんなに共有してくれました。

 

こうやって、何かが返ってくるのを期待して支援をしている訳ではないけれど、

支援を通じてまたイベント21と新たなつながりができれば私達も嬉しいですよね。

 

これこそまさに you happy,we happy! きっとWebチームにとっても、これからの仕事のやりがいにつながっていくはずですね!

 

 

ここで終わりじゃない


この「you happy,we happy!支援」、これで満足という訳ではありません。

もっとイベント21の売上を多くし、もっと支援先や支援額を増やせるようにすること。

そしてもっと「happy!」な人をこの世界に増やすこと。

今は社員から出た支援先を会議で話し合って、月に1~2箇所にしか支援できていませんが、

いずれは社員ひとりひとり全員が選んだ支援先に支援ができるようになるかもしれません。

そうなってこそ、イベント21の「三方良し」。これからも頑張っていきます!